3社は、エンジン実証機の開発を進め、積層造形、冷却システム、高圧圧縮機設計などの技術開発を進めています。3社のエンジニアリングチームは共同で設計を繰り返した後、エンジン実証機の設計承認に向けて何度も共同で設計レビューを実施し、ハードウェア調達も開始しました。
最近のマイルストーンの一つに、革新的な燃焼器の試験成功があります。この燃焼器はユニークな幾何学的冷却経路を作るため、最新鋭の積層造形技術を用いて開発されました。次世代の高度な冷却技術と材料技術により、タービンの動作温度はより高くしつつ、部品温度を下げられたことで、航続距離を延長し、エンジンの運用期間を通じて耐久性と持続可能性が向上しました。
3社はGCAPの中核をなす推進力のコンソーシアムとして、3カ国にまたがる技術革新と産業連携を推進し、豊富な国際的知見を結集して、未来の戦闘機エンジンを実現すると共に、継続的な技術革新と戦闘機向け航空推進技術の進歩に向けて協力して参ります。