住友精密工業と協業40周年

住友精密工業と協業40周年

住友精密工業株式会社(以下、SPP)は、1985年からロールス・ロイスの航空機エンジン用機器の開発、製造に参画いただいている重要なパートナーです。2024年はロールス・ロイスの日本60周年に加えて、SPPとの取引が始まり40周年の年となりました。

兵庫県尼崎市を本社とするSPPは、防衛省向けのプロペラ製品の製造・修理、脚システムやエンジン及び空調機器用の熱制御システムなどを開発、航空機装備品の製造・設計技術を行っております。同社の熱制御システムは、Trent 1000、Trent XWBをはじめとするロールス・ロイスのほとんどのTrentシリーズに採用されております。

2024年11月、尼崎のSPP本社で両社の取引40周年を祝う記念式典が行われました。ロールス・ロイスからは、グループチーフプロキュアメントオフィサー(CPO)のニール・マーソンズ、プロキュアメント担当シニア・バイスプレジデント イアン・ジェイムス、サプライヤーマネジメント担当バイスプレジデント ニック・ファロー、ロールス・ロイス ジャパン代表取締役社長 神永晋が参加しました。式典前日には、住友グループ発祥の地である愛媛県新居浜市の別子銅山記念館を訪問し、同社の長い歴史の理解を深めました。

式典ではSPPの代表取締役常務執行役員、山根正裕氏とロールス・ロイスのグループCPO ニール・マーソンズが互いに記念の盾を交換しました。

ニール・マーソンズは次のように述べています。

「この2日間、住友グループの歴史や高いホスピタリティーを感じることができ、大変感謝しています。40年間、両社は互いにとって有益な関係を築いてきました。これからも長くより良い関係を続けていきたいと思います」

神永晋は次のように述べています。

「住友精密工業との40年にわたるパートナーシップを光栄に思い、当社プログラムに関わる皆さまのプロフェッショナリズムに大変感謝しております。次のマイルストーンに向け、引き続き良い関係を継続していきます」

両社代表の挨拶の後、開発・製造・販売にかかわるSPPメンバー約200名と一緒に記念撮影を行い、未来に向けた両社の関係のさらなる発展を約束しました。