- 主要推進エンジン20基、艦上発電機20基、Callosum推進制御・監視システム、統合ロジスティックスサポートを提供
- これにより、ロールス・ロイスのMTU推進ソリューションは、英国海軍の既存及び将来のほぼすべての艦艇に搭載される
ロールス・ロイスは、英海軍が新造する5隻のType31型フリゲート向けに、MTU推進システム一式を供給します。発注は合わせて40基で、主要推進システムのエンジンや艦上での発電機に使用され、MTUCallosum推進制御・監視システム、統合ロジスティックスサポート(ILS)を含みます。新しいフリゲート艦にはそれぞれ、1基当たり8,000キロワット以上の出力を持ったMTU 20V 8000 M71エンジンが4基搭載されます。また、1隻につき、1台あたり900キロワット以上の出力を持った16V 2000 M41Bから成るMTU発電機が4台搭載されます。
ロールス・ロイスは来年9月、4基の主要推進エンジンと4台の発電機を元請けのバブコック・インターナショナル・グループに納入します。また、推進システムや発電システム向けの統合ロジスティックスサポートにより、サービス寿命期間中を通じて、効率的で費用対効果の高い保守サービスを提供します。MTUのCallosum推進制御・監視システムはまもなく、供給契約に正式に追加される予定です。
ロールス・ロイスのパワーシステムズ部門マリン・防衛担当バイスプレジデントのクヌート・ミュラーは次のように述べています。「バブコック・インターナショナル・グループがこの非常に重要なプロジェクトにおいて、MTUの推進システムと発電ソリューションを選定したことを非常に誇りに思います。これにより、MTU製品は、英海軍の既存及び将来のほぼすべての艦艇に搭載されることになりました。これは、我々の英国のパートナ―がロールス・ロイスに置く信頼、そして当社製品の信頼性や柔軟性を示す素晴らしい証であると自負しております。」
ロールス・ロイスの推進ソリューションは、英海軍の水上艦隊や潜水艦のほぼすべてに導入されています。MTUシリーズ2000、4000、8000ユニットは今後、英海軍の駆逐艦(Type45型)やすべてのクラスのフリゲート(Type23、26、31型)、潜水艦(アスチュート級)などの大半の艦艇に搭載されます。
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