インテリジェント・エンジンの目指すビジョンを実現するために、デジタル技術は極めて重要な役割を果たしており、ロールス・ロイスではエンジンの設計、試験、整備に採用しています。この新しいライブ没入型バーチャル・トレーニングのツールは、まさに大変革をもたらすものであり、ロールス・ロイスを技術研修のリーダーとして位置付ける物です。お客様はインターネット環境とロールス・ロイスがお届けするVR機器さえあれば、世界中どこからでもこの最新の研修に参加することができるのです。」
コックス・アビエーションのテクニカル・オペレーション部門ディレクターを務めるリー・ブラッドショーは次の通り述べています。「変革を続ける世界の様々な課題に対処するためには、革新的な考え方が必要とされていますが、この新しいバーチャル・リアリティ整備訓練コースは、その素晴らしい一例です。参加者は、これまでに無いリアルな画像、インタラクティブな機能、聴覚フィードバックに満ちた拡張環境に没入することができ、徹底的にエンジンについて学ぶことができます。これは既に業界をリードするロールス・ロイスのサービスを補完するものであり、将来に向けたクリエイティブなソリューションの分野で、同社が他をリードしていることを認識させるサービスです。」
実際のトレーニングを完全に置き換えることが目的では無いものの、ロールス・ロイスは、柔軟性が高く、トレーニング用の実物大エンジンの配送が不要となることなど、バーチャル・リアリティによって顧客にもたらされる付加価値は非常に大きいと評価しています。訓練参加者は、仮想の格納庫にある航空機に取り付けられたエンジン、そしてBR725のエンジン単体という、2つの現実的なシナリオに基づき、まさに対面型のトレーニングで行う時と同じような研修を受けることになります。没入型環境により、各タスクを熟知するため、それぞれの工程を順を追って観察するだけではなく、仮想環境でエンジンや工具と接し、インストラクターの監督の下で実際にタスクを完了することが可能です。
コース登録はこちらから:https://rollsroycetraining.wufoo.com/forms/maj05r114g9sx7/