ロールス・ロイス防衛部門メンテナンス・修理・改修組み立て工
アーロン・プリチャード
3月21日、私の祖父はCOVID-19への感染の疑いで入院しました。22日に感染が確認され、悲しいことに、28日に亡くなりました。
一番つらかったのは、隔離制限のため家族が会えなかったことです。入院中も祖父のそばにいてあげられず、亡くなった後も、家族で一緒に悲しみ慰め合えませんでした。どんな家族も、そんな不幸を経験すべきではありません。
ここブリストルで「VentilatorChallenge UK」への支援参加をしたいか電話で聞かれたとき、すぐに参加したいと答えました。そのような取り組みへの支援をみんなが強く望んでいると思いますが、私にとって自分のつらい経験をかてに支援できる大きな機会でした。
これまでこのプロジェクトに取り組んでみて、われわれがプロジェクトの成功のためにあらゆる知識やエネルギーを生かし、非常に熱心に取り組む、やる気に満ち溢れたチームだと分かります。毎日この活動にかかわり、一歩前進するごとに、世界中でこの残酷な感染症の死者を減らすという目標に近づく実感をもてるのは名誉なことです。
私の将来のエンジニアとしてのキャリアがどのようなものになろうとも、これから先もこんなに多くの人の命を救うプロジェクトにかかわることはないと思います。この取り組みに参加するのは名誉なことです。何千もの家族が、私の家族に起こったことを経験せずに済むかもしれない。そのような大きな影響を与える会社の一員になれて非常に誇らしく思います。