8月の決勝大会の1日目は研究開発型ベンチャー企業のためのインキュベーション施設COG(センターオブガレージ)において開催され、決勝進出チームは、ロールス・ロイスのエンジニアに加え、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)のエンジニアの協力を得てホバークラフトの開発をさらに進めました。その後、開発ストーリーと最終設計を発表し、完成したホバークラフトを走行させ、優勝チームが選出されました。今年は、未来の人材育成に対する我々の理念に賛同いただいた、ANAとJALの航空各社からの協力を得て、更に充実したプログラムとなりました。2日目には、参加チームが羽田空港にあるJALのスカイミュージアムと格納庫を訪れ、実物の航空機とエンジンを見学しました。
サイエンスキャンプは、ロールス・ロイスが次世代の科学者やエンジニアを育成するために行っているSTEM教育の一環として実施されています。2030年までに2,500万人の若者にSTEM分野への興味・関心を促すことを目標に世界各地でSTEMアウトリーチ活動を展開しており、日本では、2017年より中高校生を対象とした「サイエンスキャンプ」を開催しています。