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ロールス・ロイス、全日空へのボーイング787型機ドリームライナー初号機納入で航空輸送の新時代をスタート

2011年9月28日

ロールス・ロイスは、本日、全日本空輸(全日空)にボーイング社787型機ドリームライナー初号機を納入し、航空輸送の新時代をスタートしたことを祝福いたします。来月就航する同機には、ロールス・ロイス社製Trent 1000型エンジンが搭載されています。

ロールス・ロイスの民間航空部門プレジデントのマーク・キング(Mark King)は次のように述べています。「私たちは、ボーイング社787型機ドリームライナーの就航を大変誇りに思っています。ドリームライナーは、従来の旅客機を超える飛躍的な技術進歩の象徴です。この飛行機は、よりCO2排出量が少なく、より 効率的な旅客機新時代の始まりであり、今回の画期的な出来事に対し、ロールス・ロイスの社員全員でボーイングと全日空を祝福したいと思います」。

ボーイング社787型機ドリームライナーの21世紀設計の特色は、先進複合材料を使用して機体の大幅な軽量化を実現していることです。航空機の胴体と翼を含む主要構造の50パーセントがこの材料で構成されて います。また、同機の燃費効率は従来型機比で20パーセント改善されています。燃費効率向上の大部分は エンジン技術の進歩によるもので、ボーイング社787型機ドリームライナーがより静かでクリーンなのは そのおかげです。

ロールス・ロイス社製Trent 1000型エンジンは、ボーイング社787型機ドリームライナー用に特別設計 されたもので、就航中の旅客機に使われている最新の空気力学、材料およびコーティング技術が採用されています。

このエンジンは2006年に運転を開始し、離陸時の推力は最大74,000ポンドになります。
2009年12月のボーイング787型機ドリームライナーの初飛行時には、このロールス・ロイス社製 Trent 1000型エンジンを搭載、これまでに全試験飛行の75パーセントに採用されています。また、
787型機試験飛行プログラムの7機中5機を同エンジンにて実施しており、先月、同機には米国連邦航空局(FAA)および欧州航空安全庁(EASA)より型式証明の認可が発給されました。

Trent 1000型エンジンの主要事実は次の通りです。

  • 787型機ドリームライナーにロールス・ロイス社製Trent 1000型エンジンを搭載している航空会社は、中国国際航空、エアー・ヨーロッパ、ニュージーランド航空、ニューギニア航空、Arkia、全日空、アビアンカ航空、アビエーション・キャピタル・グループ(Aviation Capital Group)、英国航空、CIT、デルタ航空、ILFC、LAN、LOT、ノルウェー航空、ロイヤル・ブルネイ航空およびヴァージン・アトランティック航空などです。
  • Trent 1000型エンジンの前部のファンは直径9フィート以上で、離陸時は毎秒最大1.25トンの空気を吸い込みます。
  • エンジン内の高圧タービン・ブレードは毎分13,500回転し、その先端は時速1,200マイルに 達します。これは、音速の2倍に相当します。
  • 離陸時、Trent 1000型エンジンの66枚の高圧タービン・ブレードは、それぞれF1レースの レーシング・カー1台と同じパワーを生み出し、タービン・ブレード毎に800馬力となります。
  • エンジンの最も高熱となる部分の内部の温度は、太陽の表面温度の約半分です。
  • 全出力時、エンジン後部のノズルから出る空気の風速は1時間あたりほぼ900マイルです。
  • Trent 1000型エンジン搭載のボーイング社787型機ドリームライナーの離陸時の騒音は、従来の航空機よりも少なくとも3dB(デシベル)静かです。騒音が3dB(デシベル)低くなると、騒音が半減することになります。
  • Trent 1000型エンジンは、最初のオーバーホール(総点検)までに2万時間飛行できるように設計されています。これは、飛行距離にして1,100万マイル以上、または地球450周に相当します。
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