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Home > 日本 > 最新情報 > ロールス・ロイス、、ボーイング787搭載用のTrent 1000ジェットエンジンのETOPS認定を取得
ANAによる初の商業飛行に向けて、重要な一歩
ロールス・ロイスは、ボーイング787型機ドリームライナー用に開発したTrent 1000ジェットエンジンが、このたび米国連邦航空局(FAA)より、ETOPS(Extended-range Twin-engine Operational Performance Standards)認定を取得したと発表しました。ロールス・ロイスのTrent 1000は、ボーイング787型機用エンジンとして初となるETOPS認定を取得し、同型機の就航(EIS:Entry Into Service)に向けての重要な一歩を刻みました。
ETOPSは、双発旅客機が緊急時にエンジン1基のみで着陸に適する飛行場まで飛行するのに1時間以上要する場合のデザイン、スペック、オペレーションを規定するものです。Trent 1000エンジンはETOPSルール上で、330分の飛行時間認可を受けています。これにより、目的地までのさらなる直行ルートによる短い飛行時間を実現、従って燃料消費を低く抑えることが可能となります。
ロールス・ロイスはボーイング787型機ドリームライナーのエンジン・機材双方に対するETOPS認定に向けての試験飛行、また同時に本年後半に予定されている全日本空輸(ANA)による初の商業飛行のためにTrent 1000エンジンを納入しています。
ロールス・ロイス社Trent 1000プログラム・ディレクターであるサイモン・カーライル(Simon Carlisle)は次のように述べています。「ETOPS認定取得は、Trent 1000プログラムにとって、新たな業界標準を設けた記念すべき一歩です。我々は最も静かで軽量の同型機用のエンジンを作りました。エンジン寿命期間における燃料消費量は最小であり、787型機が掲げる、従来型機比CO2排出量20%削減という目標に貢献しています。当社はボーイング自体のETOPS認定をサポートし、ANAによる初の787型機ドリームライナー商業飛行の動力源となることに大いに期待しています。」
2006年に初運転を開始したTrent 1000は2007年8月にFAAの型式証明を取得、累積地上・飛行テスト1万時間を達成しています。Trent 1000搭載の787型機ドリームライナーは、2009年12月に初飛行をし、当エンジンはこれまでに80%以上の試験飛行用機材に採用されており、787型機プログラムの7機中5機に搭載されています。
また、Trent 1000は先日、787型機ドリームライナー試験飛行プログラムの大半となる試験飛行2,800時間を達成しました。
試験飛行詳細:
ボーイング 787型機ドリームライナー 試験飛行時間 総計: 3,600時間
Trent 1000搭載 787型機ドリームライナー 試験飛行時間 総計: 2,874時間 (79%)